90歳がビックリ、「ハレ」の気分を演出。業務スーパーの赤飯の素

90歳のキモチ

「この赤飯、すごく上手にできている。豆が一つも破れていない。夕べから準備したの?」

赤飯好きの90歳の母にと思い、朝食に出したときの第一声である。

赤飯と言えば、2日がかりで作るものというのが90歳の常識。実際にそうやって赤飯を作り続けてもきた。だから、上手に出来上がったときの感動はひとしお。日本の「ハレ」の日の代表ご飯には、作った人のそういう喜びも含まれて、めでたさも増す。

90歳にもなると「ハレ」と「ケ」の段差は、年々低くなる。気持ちの上でもバリアフリーの穏やかな生活で、2日がかりの赤飯も記憶の中にしまい込まれてしまう。

そんな日常に、自分の家で作ったお赤飯は「ハレ」のアクセントになる。そのおいしさが、思い出とちょっとした高揚感を引き出す。喜んでいることは、最後の一口分だけお赤飯を残しておいて、食事の最後にそれを食べていることからもわかる。

すごく喜んでもらえるので、今や、お米を炊く4回に1回程度が、お赤飯になっている。たとえわずかでも「ハレ」の気分で暮らしてもらえる食事が出せたときは、本当に嬉しい。

さて、その際、とっても強い味方になってくれるのが、業務スーパーで購入した「炊飯器で炊くだけ、レンジで簡単 赤飯 無洗米付き国産もち米100%」」(宮城製粉販売)。

「無洗米(もち米)」「赤飯用豆」「赤飯用煮汁」がそれぞれパックされているので、それらを炊飯器に空けて、スイッチを押して、炊きあがるのを待つだけ。2合用なので、茶碗にたっぷり3~4杯分はある。

90歳が毎回驚き喜ぶ、この赤飯の素。袋一つですべて用が足りるのでキットとでも呼ぶべきか。手を濡らすことなくセットができて、いつもおいしい。一つ248円(税抜。価格は購入時)は、とにかくお買い得!(個人的見解ですが。。)「本当においしいんだよ。お店の人に伝えてください」と90歳。

 

 

 

 

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