「手間のいらないミニトマト」は、本当に手間いらずで、かなりの収穫がありました
自家製トマトとインゲンのポテトサラダ
秋の始まりを感じさせる雲
新たに芽吹いたインゲンと夏空
当サイトをお読みいただいている皆様へ
ラマダーン月明けから、更新が滞っておりました。早めの夏休みをたっぷりとってしまった格好です。
猫の額ほどの家庭菜園のトマトの成長と収穫を喜びつつ、コロナ禍で動けない現状の中、更新まで静かになってしまっておりました。
かつてない規模や頻度の洪水や山火事が世界各地を襲う中で、止まらないコロナウイルスの感染拡大。
今、無事に生きていられることへの感謝を新たにしています。
シロアリが先か腐敗が先か
金融資本主義化において「私的所有」がかつてない勢いで格差の拡大も引き起こしつつ肥大化していく中、「公」なるものの復権、あるいは、再構成の議論がなされています。
国家予算に近いところにいる一部の人々が「公」を合法的に「私」を、シロアリのごとくにボロボロに食い尽そうとしているように見える状況の中で、「公」の議論は容易ではないかなと思います。
誰にだって、心の中にシロアリが住み着かないとは言えません。甘いものをご褒美に、自分で自分をほめたくなるけれど、糖の一部には激しい依存性があって、糖尿や通風を引き起こす。体質にもよるので、もちろん、一概には言えませんが、一つのサインかもしれません。
コロナ禍で経済的な意味だけでなく、社会的にも、心理的にも、かなりはっきりとした分断化が進んでいる状況を世界共通で抱え込まされている現在、シロアリたちは群れをなして、「公」を国家や、体制や、主義主張、イデオロギーの延長線上で考えようとするかもしれません。
むしろ、トマトの甘みに感動しながら、マヒした味覚を取り戻していく。トマトが天からの奇跡的な賜物であると思えば、その愛おしさに甘さも増す。
「公」については、そのあたりから発想しなおしてみてはどうかなと個人的には考えます。
忘れたころの更新になってしまうかもしれませんが、どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。
このページの閲覧数が投稿後約1週間「0」を保ち続けているため、行間にあった想いを、書き出して「しるし」から「現代社会」を読む小エッセイに拡張してみました。
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